シャーロキアン
- 2015年7月31日
- 未分類
なぜか、当社には外国人のお客様が多い。特に「英語OK」を謳っている
訳でもないのですが、カデナべースからも近いこともあって「リタイア後の住処を」
求める大男がしばしば飛び込んでくる。 いや、全くもってありがたいことです。
先日メールをくれた御仁はイギリス人のI 氏。I 氏とは前職からの付き合いで、
時折電話やメールをくれる。「外人」と「アメリカ軍人」がほぼ同義語で使われる
本県において、同氏の英語はとても新鮮。なんかとてもインテリっぽい。
(事実、氏はケンブリッジ大卒なんだけど) いっぽう、この男 めっぽう義理堅く、
かつて土地取引の手伝いをしてからというもの、ことあるごとに王室ご用達の焼き菓子
だのワインだのを送ってよこす。筆者の会社設立の際にはキューバ産のシガーだった。
ところで、I氏のメールアドレスのなかに「221b」が含まれているのですが、これは同氏が
「シャーロキアン」と呼ばれるS.ホームズマニアであることを示唆しております。
Baker street 221b は、ホームズとワトソンが暮らしていたハドソン
夫人の下宿の住所であり、(頂いといて恐縮なのだが)マニアックな品選びも
シャーロキアンのようなスノッブならでは。 ロンドン1の名探偵の推理力を借りるまで
もありません。
さて、そのシャーロキアンなる方々。シャーロックホームズ全60編を「聖典」と呼び、
ストーリーや時代背景を考察しては時に著者ドイルの矛盾を指摘し、ユーモアと屁理屈
をもって自説を主張するのが仕事(?)らしい。 一種の知的パズルともいわれますが、
興味がない人からみると、苦沙弥先生の家に上がり込んでそば喰い講釈を垂れる
ハイカラ遊民「迷亭」となんら変わりません。(「吾輩は猫である」より)
それでも、にわかに興味を覚えた筆者は棚から短編集を引っ張り出し、久しぶりに目を
通してみると、「マゼランの宝石」のなかでホームズが老婆に変装しているシーンが
あったのは驚いた。つうか笑った。
お婆ちゃんって、ホームズは6ft(183cm)でっせ。
こんな感じ!?
シャーロキアンじゃなくても、ここは突っ込みたくなります。
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