ちょっとしんみり(夏休みの思い出)
- 2015年7月23日
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夏休みが始まったようだ。4月下旬から10月末まで泳げる沖縄に
移り住んで早10数年。「夏休み」は「夏」を構成する1ピースに
過ぎないことは十分に理解したつもり。
他方、筆者少年時代の両者はほぼ同義語。いや、お盆過ぎれば
ヒグラシとアキアカネの季節なので、夏の正味は1カ月と云うところか。
トロトロしている者は皆置いて行かれた。
「散ればこそいとど櫻はめでたけれ、うき世になにかに久しかるべき」
と謳ったのは業平センセ。
要は「桜は散るからこそに美しい」だが、ガキながら「夏は去るからこそに美しい」
なんて美意識さえあったような気がする。
兎にも角にも、1カ月の浮世を遊び倒すのが
我々の使命だったわけだ。
とりわけその使命感が顕著に具現化したのは、色かぶれが始まった高一のとき。
その後、恒例となる悪友との
「夏の新島ツアー」の始まりは自然発生的だった。
(えっ 何しにって!? 今や私も娘を持つ身。そこは「80年代の新島」だけでお察し頂きたい。)
当時、わずか24㎢のその島は資本主義の縮図で、限られた売り手に
何倍もの買手が殺到していた。
競争相手の多くは東京の大学生。しかし、文Ⅰだろうが理Ⅲだろうが引いちゃいらんねえ。
コッチは神のメッセンジャーだとばかり、自分のミッションを遂行するのみだった。
(営業の原点は今でもココにあると信じている。)
ともあれ5泊6日の『スタンド・バイ・ミー』を気取った小旅行
(目的の違いはご愛嬌)が終われば、我々の夏も終わる。
泣いたもの・笑ったものあれど、とにかく終わった。
W、Y、O、M、もう四半世紀以上も連絡とっていないが 皆元気だろうか。
この季節になると思い出さずにいられない。
I never had any friends later on like the ones I had when I was in high school……..
追伸 お前ら、その後一度でも「麦わら黒髪白ワンピ」の女の子なんか出会えたのか!?
Stand By Me
words and music B.King/J.leiber and M.Stoller
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