民法をかじったことのある人なら

「竹木の枝の切除～」（２３３条）なる条文を

目にしたことがあるかと…..

境界を超えた隣地の枝は

「その所有者に切らせること」ができるっていうアレです。

 

そうは言っても、

言われるまで待つなんてぇのは東男の名折れでやんして、

相手さんにゃ余計な気ィ使わせねぇってのが粋ってもん。

気がついた時にコッチから進んで剪定するのが筋でございます。

 

たかが枝っきりぐらいで何をそう大げさに… なんて言うなかれ。

五十ともなると、いちいち高尚な理由づけ無しには

真夏の外仕事はそうそう務まらない。

まったく「粋とやせ我慢は紙一重」とはよく言ったものでございます。

おっと、作業のためお隣り（平屋）の屋根に「断りなく」登ることには

何らその美意識の矛盾を感じない…..

そこはジジィの特権とご理解頂きたい。

 

コイツも

お隣に越境していたアレカヤシの種。

あんまし神々しいんで、お月見じゃないけど

ちょっと飾っておこう。

 

かつて某弁護士事務所さんから

頂いたモンステラなんぞも不法侵入ががお好きなようで….

可愛い鉢植えだったのが庭に移したとたん

こんなサイズんなってお隣を恫喝しておりました。

 

で、片づけ終わるころにゃ今日も夕方。

酎ハイもいい塩梅に回ったことだし、

かぁちゃん、このまま

寝ていい？

 

 

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