不思議な動詞

お客様宅にお邪魔した際、

最近では和室に通されることが

ほとんどなくなりました。

また、居酒屋でも掘り炬燵式の座敷が増えてきたせいで、

「胡坐(あぐら)をかく」機会は

アグラ

ずいぶんと減ってきたような気がします。

 

昭和の時分にゃまだ、

新幹線だろうと飛行機であろうと、

狭い座席の上、古式ゆかしい「胡坐」ポジションにて、

酒盛りに勤しむオッチャンを見かけたものですが…..

少しさみしい反面、我々にゃそこまでの執着や勇気が

あるってワケでもござんせん。

 

それでも、

こないだちょいと無理して泊った箱根の旅館、

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この座方にて会する食事は格別でありました。

 

やはり、座卓に慣れ親しんだ期間も、防波堤あたりで

友人と車座になって飲み明かした期間も長いもんですから、

きっとオイラにとっちゃ「腑に落ちる」座り方なんだろう…

そう得心したトコロです。

 

蛇足となりますが、その時のメニューは

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「キンメの煮つけ」 もちろん尾頭付き

 

ところで、この胡坐。

通常は「かく」と云う動詞に収まります。

そもそも、その「かく」って一体何なんでしょう?

 

デジタル大辞泉によると、漢字は「掻く」を充てるんだそう。

また、その「掻く」の13種類の意味・用法が説明されて

おりますが…..

どう読んだって字面ベースでは「scratch」他ならない、

理解せぇたってピンときようがありません。

 

 

学者先生のお説はともかく、

口語レベルにおいては

・恥をかく

・イビキをかく

・ベソをかく

・欲をかく

など、通常「かく」はそうそう褒めらたもんにゃ使われない。

 

慣用句にしてもそう….

・裾をかく (出し抜く・裏切る)

・寝首をかく(油断に乗じて陥れる)

等、ネガティブ感まるだしです。

 

挙句の果てにゃ

マ〇をか…..

 

こ、こりゃ失敬

 

冷や汗「かいた」ところで、

どうもお後がよろしいよう….

 

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