たまにゃ趣向を変えて

智に働けば角が立つ。

情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

とかくに人の世は住みにくい。 (※1)

 

ゐかござりにも…..

かの文人に倣へば、人の世作りたるは

「向こう三軒両隣りにちらちらするただの人」、

住みにくいのは至極当然かも知れぬ。

 

まして、やつがれが稼業は千三つ屋(※2)

人の吐く修羅を喰らい毒を飲みこむのがその渡世。

辛ぇ汚ねぇのとホザいたところで詮方あるまい。

 

なるほど、菊一文字(※3)あたりの業物なら

いくら切った張ったところで刃こぼれひとつしねぇのかも知れぬ。

さりとて、こちとら無銘数打ち(※4)の一振り、

大立ち回りの後にゃ… しかも負け戦ときたら

身心ともに佐々羅のようにもなろう。

 

晴れぬ面持ちでヤサぁ戻れば

身ども屋号の染め抜かれた弁当袋、

ちらり覗くはやつがれ贔屓の倫敦杜松酒「牛喰らい」(※5)か…

 

どうやら如来殿はすべて御見通し….

まこと まこと 痛み入る。

 

今回はちょっと京極夏彦風に…

肝いりで進めていた大型契約が不首尾に終わり

ガラにもなく気落ちしていたら、

かぁちゃんからハレイワマーケットのランチバッグと

ビーフィーター・ドライジンの励ましプレゼント

ハレイワ

そりゃ癒されましたよってな凡夫のハナシ

 

 

沖縄の不動産さがしは、ハレイワ不動産へ!

 

※1 草枕 夏目漱石

※2 不動産屋の蔑称 千に三っつしか本当のことを言わなかったらしい

※3 名刀 則宗 (備前の刀工およびその作品)

※4 大量生産の粗末な刀

※5 杜松の香りがついていることから、ここではジンの意

本来杜松酒といえば杜松そのものを蒸留したものらしい。

「牛喰らい」BEEFEATER の直訳

 

 

 

 

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