物欲キングよ 永遠なれ その2

旧友Tとのサシ飲みで大いに盛り上がる。

 

ネタは「カセットテープ」、なんでも一部の若者の間で

その人気が再燃していることは筆者も聞いたことがあった。

 

東京出張の折り中目黒でカセットテープ専門店なるを見つけた

ことに端を発するこの話。

平成も四半世紀を過ぎた現在、未だ昭和の磁気記録媒体の

需要があるのを知ったT氏はそりゃ愉快な気分になったそうだ。

こちらのことだろうか?

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目黒区中目黒4-15-5 「Walts」

 

話題はやがてラジカセへと移るのですが…..

 

ラジカセたって量販店の片隅に申し訳なさそうに

放置されているこじんまりしたヤツではありません。

80年前後の所謂「攻めてる」ラジカセについてです。

 

ソニーがWalkmanの販売を始めたのは79年…

しかし、ラジカセに関していえば、

「サイズ」こそが「正義」でした。

 

形だってスパルタンでしたよ。

ファジーなんて言葉がどこぞから湧いて出て、

車・家電もやたら丸っこくなるのはもうちょっと後…

いかに「壁感」とコックピットのような「メカ感」を出せるのかが

ラジカセの王道でした。

 

こんなのから始まって

6500

ソニー ZILBAP CF-6500

 

こんなのも出てくる始末でして…

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シャープ SEARCHER W GF-909

 

もちろん、田舎の電気屋にゃこんなマニアックなもの売ってませんから、

欲しけりゃ秋葉原まで出張るわけです。

(当時のアキバは家電の街です。念のため)

 

「消費は美徳」とされ、且つ東京と地方には圧倒的な文化・流通の差

があった時代です。

お目当ての獲物を得、意気揚々と帰途に就く購入者の得意気な顔ったら…

 

ただでさえデカいオーディオのさらに一回り大きい

「メーカーと型番の印字された」包装箱を抱えるその面持ちは、

敵の大将首ぶら下げてルビコン川を渡る凱旋将軍のそれでした。

 

ちなみに、筆者のは

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東芝BOMBEAT RT-S90

定価99,800円とあるので、間違いなく型落ちを買っていると思う。

 

問題は、田舎の中坊には不釣り合いなほどオーバースペックな

ラジカセが、どんな機会でその威力を発揮し得たかってこと。

 

そりゃアンタ、クラスの女子から

「ねぇ ダビングして」と頼まれる時に決まってんじゃん!

 

「しょうがねぇなぁ♡」

頼まれてもないのにレーベル書きまでこなす筆者は

まだメロスのように「真っすぐ」でございました。

 

 

 

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追伸 M社長 お申込みありがとうございました。

条件整備頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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