物欲キングよ 永遠なれ その2
- 2016年11月29日
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旧友Tとのサシ飲みで大いに盛り上がる。
ネタは「カセットテープ」、なんでも一部の若者の間で
その人気が再燃していることは筆者も聞いたことがあった。
東京出張の折り中目黒でカセットテープ専門店なるを見つけた
ことに端を発するこの話。
平成も四半世紀を過ぎた現在、未だ昭和の磁気記録媒体の
需要があるのを知ったT氏はそりゃ愉快な気分になったそうだ。
こちらのことだろうか?
目黒区中目黒4-15-5 「Walts」
話題はやがてラジカセへと移るのですが…..
ラジカセたって量販店の片隅に申し訳なさそうに
放置されているこじんまりしたヤツではありません。
80年前後の所謂「攻めてる」ラジカセについてです。
ソニーがWalkmanの販売を始めたのは79年…
しかし、ラジカセに関していえば、
「サイズ」こそが「正義」でした。
形だってスパルタンでしたよ。
ファジーなんて言葉がどこぞから湧いて出て、
車・家電もやたら丸っこくなるのはもうちょっと後…
いかに「壁感」とコックピットのような「メカ感」を出せるのかが
ラジカセの王道でした。
こんなのから始まって
ソニー ZILBAP CF-6500
こんなのも出てくる始末でして…
シャープ SEARCHER W GF-909
もちろん、田舎の電気屋にゃこんなマニアックなもの売ってませんから、
欲しけりゃ秋葉原まで出張るわけです。
(当時のアキバは家電の街です。念のため)
「消費は美徳」とされ、且つ東京と地方には圧倒的な文化・流通の差
があった時代です。
お目当ての獲物を得、意気揚々と帰途に就く購入者の得意気な顔ったら…
ただでさえデカいオーディオのさらに一回り大きい
「メーカーと型番の印字された」包装箱を抱えるその面持ちは、
敵の大将首ぶら下げてルビコン川を渡る凱旋将軍のそれでした。
ちなみに、筆者のは
東芝BOMBEAT RT-S90
定価99,800円とあるので、間違いなく型落ちを買っていると思う。
問題は、田舎の中坊には不釣り合いなほどオーバースペックな
ラジカセが、どんな機会でその威力を発揮し得たかってこと。
そりゃアンタ、クラスの女子から
「ねぇ ダビングして」と頼まれる時に決まってんじゃん!
「しょうがねぇなぁ♡」
頼まれてもないのにレーベル書きまでこなす筆者は
まだメロスのように「真っすぐ」でございました。
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追伸 M社長 お申込みありがとうございました。
条件整備頑張ります。
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