胆力練りたまふ

 

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『泰平の眠りを覚ます上喜撰たったしはいで夜も眠れず』

 

社会の教科書にも出てきたこの狂歌、

野暮を承知で解説すれば高級宇治茶である「上喜撰」と

「蒸気船」、「しはい」(四杯)と「四隻」をかけてあり、

要は浦賀に現れた黒船に狼狽する無能幕府を皮肉ったモノです。

 

いっぽう、庶民の方はどうだったかってぇと、

なんせ「見物禁止令」が出たぐらいだから、好奇心の方が

勝っていたんでしょうねぇ…

このニュースを聞いてすぐに現場に駆け付けた吉田松陰の

日記にも、

「土人甚だ憂ふるの色あり。然れども絶えて騒擾の能なし。」

とあることから、江戸城のお歴々ほど平静を失っちゃいなかった様子が

伺えます。

 

もちろん無知なるがゆえのことなのでしょうが、

あんな煙(ケム)吐く小島のような船なんかとやり合ったって

勝てっこありゃしない。

どうでぇ ここは冷(ヒヤ)でもキューっとヤリながら

南蛮黒船の見物と洒落込もうじゃねぇか!?

なんだか、そんな楽天的な声すら聞こえてきそうです。

 

さてさて、

それにひきかえ何なんですか、  この騒ぎ?

海の向こうの親分が変わるぐらいで

不安煽られすぎですって…

 

自称文化人センセがたは、

如何に新政権が日本にネガティブ影響を及ぼすかを

ホザき合うことで、互いの似非インテリぶりを競っているのか?

 

こう朝から垂れ流されちゃ、

ここ十数年はノンポリ決め込んでいる筆者でも

いささか食傷しちゃいます。

 

かつて、辛口なNYメディアの対応について

マイクを向けられた松井秀喜氏は

「自分でコントロールできないことには関心を持たず囚われない。」

旨の回答をしておりました。

さすがは勝負師  こう… 構えたいモンです。

 

いいですか?  たとえこんな時代が来たって

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我々はなんとか生きてかにゃならんわけで…

 

用心は必要だけど、まだ実体すらないモノにビビッてちゃ

入るものも入ってきちゃくれません。

なんか こう もっと楽に考えましょうよ。

 

で、仮にその時代が来た場合のお前の役どころは ですって?

ハイ

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こんなトコでしょうか….

 

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