浅黄裏

小さいながらもこうして事務所を構えてるってぇと

日々、様々な営業マンが出入りします。

 

なかには香具師みたいな御仁もおりますが、

そこは、ご同業のお兄ィさんお姉ェさん

話も聞かずに追い返すなんて無粋なマネはまず致しません。

 

Y君(あえて「さん」ではなく「君」で呼びます)も

その一人で、業種は….氏とその業種の名誉のためココは伏せておきましょう。

 

さて、そのY君

野暮をお厨子に入れたような石部金吉ぶりでして….

よくまあ営業職を選択したと、コッチが感心してしまう。

 

まてよ これも戦略なのか?

江戸長屋の連中は通りがかりの「肩引き」も知らない

「ぽっと出」(参勤交代の田舎侍)に出くわすと、

その浅黄裏っぷりを憐れんで

かえって親切にしたって云うからねぇ…..

 

思えばY君、初対面のときから変わってた。

筆者がデスクから立ち上がる前に名刺を差し出し、

挨拶もソコソコに商品説明を始めちゃうんだもん。

 

徒然草に『雪のおもしろう降りたし朝』なんてのが

ありますが、まずは店内のサーフボードやDJブースや

サッカーゲームについて、ひとことふたことは喋らなきゃ、

ねぇ!?

 

で、本日のご訪問の目的ですが、

何処ぞのホテルでなんでも研修会を催すことになった。

ついては是非出席しろ  とのこと。

 

ちょっとその日は野暮用が入ってて…..

するとY君、

「野暮用ってどんな用ですか?」

 

おいっ

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