横濱物語
- 2015年12月14日
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頂きもののカレーセットぉおお!
ただのレトルトカレーじゃありませんよ。
こんな化粧箱に入った高級品です。
ホテル・ニューグランド
ご存じの方も多いと思いますが、横濱山下公園向かいに佇む
日本を代表するクラシックホテルです。 ファサードのエッジング
によれば創業は1927年、 関東大震災の4年後です。
まだまだ、カレーの全国チェーン店なんてなかった80年代。
それは、家のカレーとホテルのカレーとの間に圧倒的な手間と
材料の差があった時代です。
筆者も、野毛の『洋食キムラ』のハンバーグ、スタジアム横の
『梅香亭』ハヤシライスとともに愛したハマの”ヨーショク”
でした。
洋食キムラ 梅香亭(既に閉店)
※梅香亭の2Fは若き日の永ちゃん(キャロルの前)が練習場所
していたこともあるらしい。
さて、ニューグランドといえば、シーガーディアン(本館1Fに
あるバー)産まれたカクテル『バンブー』が有名ですね。
ドライ・シェリー 2/3
ドライ・ベルモット 1/3
オレンジ・ビター 少々
ガキには少々物足りない味というか中途半端な味でしたが、
通ぶって注文したことも度々ありましたっけ。
もちろん、ドラマ『探偵物語』の中でティオぺぺばっか飲んでた
工藤ちゃんの影響が大きかったのは間違いありません。
マックスの背伸びだったろうな、この頃は。
英国調の瀟洒すぎる調度品にも、カウンター脇のデカすぎる柱
にも「顔に皺を刻んでから出直しな!」と言われていたことで
しょう。
もひとつ、お世話になっていたのは当時ホテル内にあった床屋さん。
確か、エントランスの右側に入口があり、一歩入れば大正浪漫の
残り香漂うモボのサロンでした。
理容イスもかなりの骨董品で、適度にヤレたアールデコ調のフレームから
手動のリクライニングハンドルまで、そりゃ”モダーン”でした。
帰る際には入ってきた観音開きの扉ではなく、ホテルにゃ何の用はなく
ともロビーに抜けるバックドアを使うのが「ココの作法」と教わったのも
甘酸っぱい思い出です。
Y君・Mちゃんありがとう。 泣かせどころを知ってるね。
美味しく頂きます。
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