Message in a bottle

筆者はメールを返すのが遅いそうだ。 何かのアンケートでは、返信メールが

3時間を超えると、20パーセント近くの人が「遅い」と感じるとのこと。

もちろん、仕事上の連絡事項かつ急ぎの内容であれば、筆者だってそれなりの

対応はします。が、そんなに急ぎなら電話で済ませばいいのに思うのが本音のところ。

そんななか、先日えらく牧歌的な記事をヤフーニュースで見かけました。

「1世紀以上前の瓶入り手紙を発見、最古記録か」(8月31日(月)5時30分配信)

記事によると、びんの中のハガキには「英国海洋生物協会の何某にこの手紙を返送すれば、

1シリングの御足だよ。」なる旨の内容が書かれていたそうな。

要は海流調査の一環なのですが、それにしてもメッセージが相手方に届くまでに100年

とは…   前述のメールアディクトにも聞かせなければ。(メールでじゃないよ)

ところで、100年前の1シリングってどんなもんなの?

1971年に10進法が採用されるまで、英国の通貨は

1ポンド = 20シリング  1シリング = 12ペンス でした。

あつらえ向きの小説、19世紀終わりが舞台のシャーロックホームズから考察すると、

『緋色の研究』   軍医であったワトソンの恩給が1日11シリング6ペンス

『唇の捩じれた男』 乞食の稼ぎが7時間で26シリング4ペンス

『花婿失踪事件』  一流ホテルの書付が以下の通り

室料      8シリング6ペンス

朝食      2シリング6ペンス

カクテル    1シリング

昼食      2シリング6ペンス

グラスシェリー 8ペンス

 

傷痍した軍医の恩給は相当高額なものと推定されますが、ホテル料金からみると、

1シリングは、せいぜい2,000円~3,000円の感じがします。

すると、1シリングの謝礼はクロスワードの図書券プレゼントぐらいのものでしょうか。

 

瓶詰の手紙は、一般にMessage in a bottleと言われますが、1999年に

ルイス・マンドーキ監督 ケビンコスナー主演で同名の映画がありましたっけ。

でも、今日は毎度のシネマうんちくはなし。

このタイトルと云えば、コッチでしょ!

 

1979年リリース 『Reggatta de blanc』に収録

Message in a bottle   /  The Police

police

虚無的な歌詞をレゲエのリズムに乗せるとこなんかは

さすがスティング。そういえば、Walking on the moonも

このアルバムでした。

 

メッセージ孤独の

 

 

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