「〇〇さんのようないい人に会えて、良かったわ。」

先日締結した売買契約のあと、売主様から筆者はこう言われました。

いえいえ、大金を動かす私どもの商売において、慎重・正確さを求められることは

当然のことでござんす。

さて、その「いい人」ですが、だれもが非難されるよりはこう呼ばれたい。

かくも成熟したネット社会。いまや利害関係のない一般ネットユーザーからも批評を

頂くご時世です。　零細企業である弊社がネット上の評判を気にすべきはまだまだ先のこと

であり、そもそも評判ばかり気にして生きていかれるほど社会は甘くないことは分かり切っ

たことなのに、前述の高評価だけでいつもより１本多く酎ハイの口が開いたのは如何に筆者

が小市民であるということの証左に他なりません。

だいたい「いい人」の「いい」って何だ!？

当然、その定義は人により、時代により、環境により異なり、普遍的かつ全方位的な

「いい人」などおりゃしない。かつて、格闘技系のある漫画で「主審の見えないところで、

相手のユニフォームを引っ張るのは「技術」と呼ばれ、かたや、ルールに乗っ取って５連続

敬遠をすれば、それは「卑怯」と呼ばれる。」旨のセリフがあった。

言い得て妙。　他人の目を全く気にせず生きていけるほど我々は強くはありませんが、良し

悪しの最終的な判断基準は、結局のところ自分が納得するか否かにあるってぇこと。

すると、この度の「いい人」は筆者が納得し策定した取引内容に対して投げられた評価です

から、そりゃ嬉しかった。

ただし、女性から言われるなら「あなた悪い人ね。」のほうが……..

 

 

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